ニュース 政治 作成日:2015年7月3日_記事番号:T00057901
与党国民党の総統選候補になることが濃厚な洪秀柱副主席(立法院副院長)について、馬英九総統は2日、テレビのインタビューに応じ、今月19日の全国代表大会(党大会)で洪副主席が正式に総統候補に選ばれると断言。「これまでのところ変更の可能性は考えられない」と強調した。3日付自由時報が伝えた。
馬英総統は、洪副主席のパフォーマンスが総統選挙だけでなく、立法委員選挙の勝敗にも影響すると話した(中央社)
馬総統の発言は、国民党の総統候補が土壇場ですげ替えられるのではないかという観測が消えないことを意識したものだ。
また、洪副主席が掲げる対中政策路線の「一中同表(中国と台湾が中国全体の一部であることを相互に表明する)」について、馬総統は「(これまでの国民党の政策である)『一中各表(一つの中国を堅持しつつ、中台が異なる解釈を取る)』の範囲を外れておらず、洪副主席自身も一中同表は一中各表と表裏一体だと話しており、特別なものではない」と述べ、これまでの「一中各表」の延長線上にあるとの認識を示した。
馬総統はまた、米国に通過目的で入国する際、米国側に洪副主席の対中政策路線を説明するかと問われたのに対し、「それほど説明の必要はないのではないか」と述べた。
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