ニュース その他分野 作成日:2015年7月3日_記事番号:T00057902
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.3ポイント下落の50.8、非製造業購買担当者景気指数(NMI)は4.3ポイント下落の50.5となり、共に景気拡大と景気後退の境目となる50に接近した。PMIは3カ月連続の下落となったが、中経院は季節的要因を加えれば6月の数値は前月から上昇しているとして、景気後退への懸念はないとの見方を示した。3日付工商時報が報じた。
PMIを構成する主要5項目は、▽新規受注、50.8(前月比1.7ポイント上昇)▽サプライヤー納期、49.3(0.9ポイント上昇)▽雇用、52.0(1.0ポイント上昇)──と3項目が上昇した一方、▽生産、52.3(1.2ポイント下落)と▽在庫49.4(4.1ポイント下落)──は下落した。
今後の製造業景気の見通しについて中経院の呉中書院長は、「今後6カ月の景気状況指数」が3カ月連続で上昇傾向にあることや、電子光学産業と電力機械設備産業が好調なことから、依然拡大傾向との予想だ。
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