ニュース 運輸 作成日:2015年7月3日_記事番号:T00057905
飛航安全調査委員会(ASC)は2日、今年2月4日に台北市で起きた復興航空(トランスアジア航空)235便墜落事故に関する事故報告書を発表し、操縦士がエンジン操作を誤ったことが事故原因だったと結論付けた。
ボイスレコーダーでは操縦者を判断できなかった。呉総経理(左2)は、その場合、会社の規定で責任は機長にあると述べた(2日=中央社)
ASCが事故機のフライトレコーダーやボイスレコーダーを分析した結果、墜落の約8秒前に「エンジンを切り間違えた」という操縦士の声が録音されていた。
報告書は、事故機は2番エンジンが異常を起こした後、操縦士が誤って正常に作動している1番エンジンを切ったため機体が失速。墜落直前にミスに気づき、自動操縦に切り替えようとしたが高度不足で間に合わず、基隆河に墜落したと指摘した。
3日付工商時報によると、復興航空は2日、事故報告書を受け、陳欣徳執行長、呉滬生総経理が記者会見し、「各界の指摘を謙虚に受け入れ、安全性の向上に最優先で取り組みたい」と述べ、8月に訓練センターの使用を開始するなどさまざま取り組みを進めていることを説明した。
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