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高雄港コンテナ取扱量、今年10位以下に転落か


ニュース 運輸 作成日:2008年2月29日_記事番号:T00005791

高雄港コンテナ取扱量、今年10位以下に転落か


 2007年に世界8位だった高雄港のコンテナ取扱量が、今年は10位以下まで転落する可能性が浮上している。現在11位の中国・寧波、12位の広州が現在のペースで成長を続ければ、高雄港が10位以内から押し出されてしまうからだ。29日付経済日報が報じた。
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 高雄港の取扱量は、06年の6位から07年には8位に転落した。今後中台間の海運が開放されたとしても、中国は既に台湾の「積替え業務」は必要としておらず、成長は見込めないと経済日報は指摘している。

 一方の中国は昨年、上海が2位に、青島が10位にそれぞれ順位を一つ繰り上げている。上海の今年1月の取扱量は1位のシンガポールと僅差で、通年で1位となる可能性も出ている。4位の深圳は順位不動の見通しだ。これにより、中国が10位以内の半分を占める見込みだ。