ニュース 機械 作成日:2015年7月3日_記事番号:T00057910
ロボット分野での展開を強化する広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はこれまで、自社工場向けの自動化設備開発を中心に事業を進めてきたが、同社傘下の広明光電(クアンタ・ストレージ、QSI)は、今年末にロボット向けソリューションを手掛ける新ブランドを立ち上げ、来年よりロボットのハードウエアおよびソフトウエア統合ソリューションの対外的な販売を開始する計画だ。3日付蘋果日報が報じた。
QSIはこれまでにインテリジェントシステム事業処を設立し、3年間にわたり自社工場向けロボットの開発を進め、今週、4軸およびダブルアームタイプの6軸ロボットに関する成果を発表。既に同社工場で導入している。今後はクアンタの自動化事業部と協力して中台市場での商機獲得を目指す方針で、将来的にはロボット事業を専門に手掛ける子会社の設立も視野に入れている。
なおQSIは、ロボットのハードウエアは競合が多いため、同社はソフトウエア開発に重点を置くと説明。ロボットの操作を簡単にし、高いスキルを備えたエンジニアを雇用する必要をなくしたいとの考えを示した。
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