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EFUN、リチウムイオン電池市場に参入


ニュース 電子 作成日:2015年7月3日_記事番号:T00057914

EFUN、リチウムイオン電池市場に参入

 光学フィルム大手、迎輝科技(EFUNテクノロジー)は2日、チタン酸バリウムを使ったリチウムイオン二次電池を共同開発することで、陸普科技(ルミモジュールLEDテクノロジー)と提携覚書(MOU)を交わした。これによりEFUNはリチウムイオン二次電池に参入し、モバイル端末、電動工具、電動バイク向け市場をターゲットに定める。3日付経済日報が報じた。

 陸普科技は、フリップチップ実装技術を応用したLED照明製品などの開発を手掛ける企業で、近年では電池技術の開発も進めており、先ごろチタン酸バリウムを使ったリチウムイオン電池に関する画期的な成果を発表。世界中で関連技術の特許申請を行っている。

 EFUNは、リチウムイオン電池の正極材料の量産も自社で行うか、他社に委託するかは検討中とした上で、自社生産の場合も光学フィルムのロール・ツー・ロールプロセス用設備が応用できるため、新たに大規模な設備を調達する必要はないと説明。さらに将来的には、リチウム電池の充電に同社の傘下企業が手掛ける太陽電池を応用することも検討していると明らかにした。