ニュース 電子 作成日:2015年7月3日_記事番号:T00057920
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)の前董事長、章青駒氏が2日、すい臓がんで死去した。享年67歳だった。章氏は先月8日、董事長を辞任していた。3日付工商時報などが報じた。
章氏は、台湾半導体産業の基礎を築いた工業技術研究院(工研院)青年海外派遣・育成計画「RCAプロジェクト」の一員だった。台湾大学電機系を卒業後、米RCAに派遣され、帰台後13年間、工研院で勤務し、副所長、所長を務めた。続いて、メモリー大手、華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)に14年間務め、副総経理、総経理、副執行長、副董事長を歴任した。2009年にウインボンドを退職した後、TSMCの張忠謀(モリス・チャン)董事長に招かれ、VIS董事長に就任した。
章氏が董事長に就任し、DRAMメーカーだったVISはファウンドリーへの事業転換に成功した。章氏は昨年、DRAM大手、南亜科技の一部工場を取得し、DRAMの生産過剰の緩和にも貢献した。
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