ニュース 社会 作成日:2015年7月6日_記事番号:T00057927
新北市八里区のウオーターパーク、八仙水上楽園で先月27日に起きた粉じん爆発事故で、6日午前に3人目の死亡が確認された。これまでに新たに負傷者46人が重体となり、重体は229人に増えた。なおも276人が集中治療室に収容されている。5日付蘋果日報などが伝えた。
侯友宜・新北副市長は「依然多くの負傷者が重体だ。支援を絶やしてほしくない」と訴えた(6日=中央社)
死亡が確認されたのは新北市板橋区の男性(20)。事故直後は順調な回復を見せていたが、4日に容体が急に悪化し、帰らぬ人となった。
一方、重体の負傷者に対する治療の在り方をめぐっては、医療陣と家族の間に認識のずれも生じ始めている。
医療関係者からは「100日以内に死者が増える恐れがあり、家族は心の準備が求められる」との声が出るなど、重体の負傷者の容体は予断を許さない状況だ。
台北市立聯合医院の黄勝堅総院長は「重傷者に体外式膜型人工肺(ECMO)や人工透析を行う場合、医師は器材が生命反応を維持できるだけで、命を救えるわけではない点を伝える必要がある」と述べた。
今回の事故に関連し、中華民国消費者文教基金会(消基会)は3日、死傷者の集団訴訟の手続きを開始すると発表した。消基会は必要な文書や証拠類を集め、代理で集団訴訟を起こす構えだ。賠償要求額は消基会による集団訴訟としては最高額となる40億台湾元(約160億円)を超えるとみられる。
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