ニュース 食品 作成日:2015年7月6日_記事番号:T00057937
桃園市政府衛生局は2日、食品大手の義美食品(I-Meiフーズ)南カン(山の下に坎)工場の立ち入り検査を実施したところ、ソフトクリームの原料などで将来の日付を記載した使用期限の虚偽表示が見つかった。4日付中国時報が伝えた。
桃園市衛生局は期限切れ食品全てを厳封した(3日=中央社)
今回の検査は衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が缶入り食品を対象に実施している検査の一環として実施された。問題のソフトクリーム原料は使用期限が10日間だったが、検査日(2日)から10日後の12日を超え、使用期限を13日、16日、17日と表示した製品が192袋見つかった。
このほか、冷凍庫内で29種類、総重量2.5トン、1,699点の期限切れ食品が処分されないままで見つかった。流通の有無は不明だが、春節(旧正月)用料理で2006年に賞味期限が切れているものも見つかった。
食品安全衛生管理法によれば、期限の虚偽表示には4万~400万台湾元(約16万〜1,600万円)、期限切れ食品の保管には6万~2億元の罰金が科される可能性がある。
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