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奇美、移動式エアコンに参入


ニュース 家電 作成日:2015年7月6日_記事番号:T00057938

奇美、移動式エアコンに参入

 奇美集団は3日、「CHIMEI(チーメイ)」ブランドの移動式エアコン「RM-G28CB1」を通販サイト「PCホーム24h購物」で発売した。今年の販売目標は1,000台。4日付工商時報などが報じた。

 同エアコンは3〜5坪の空間での使用に適し、少人数の家族や一人暮らし世帯がターゲットだ。冷房、除湿、送風、自動運転の機能を併せ持つ。最低17度まで温度設定が可能で、冷房効果が高く5分で部屋を涼しくできるとうたう。価格は2万900台湾元(約8万3,000円)。

 奇美はライバルブランドの歌林(コリン)や禾聯(ヘラン)が今年相次いで移動式クーラーを発売しており、同製品の年間需要が1万台に拡大するとみて市場参入を決めた。

 6月は台北市で平均気温が29.8度と過去118年の観測史上で最も暑くなり、声宝(サンポ)、大同(Tatung)、東元電機(TECO)のクーラー販売は前年同月比1〜5割伸びた。7月はさらに暑くなる見通しで、台湾日立やTECO、大同は残業体制で出荷を急ぐ。