ニュース 電子 作成日:2015年7月6日_記事番号:T00057942
9月25日の発売が予想されるアップルのスマートフォン新機種「iPhone6s」への部品供給が例年より早く始まったもようだ。スマホ用レンズ大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した6月の連結売上高は51億600万台湾元(約205億円)で前月比15%増、前年同月比50%増となり、今年最高を更新した。一方、iPhone6sの4.7インチ機種を組み立てるとされる和碩聯合科技(ペガトロン)は中国子会社、昌碩科技(上海)での8月量産に備え、7月から大規模な求人を開始し、10月までに4万人増員目標とされる。6日付蘋果日報が報じた。
ラーガンは6月の大幅増収について、顧客の新機種向け出荷が前倒しされたためと説明。凱基投顧(KGI)の柯良蔚アナリストは、ハイビジョン(HD)を含む100万画素レンズの出荷割合が40~50%に高まったことから、新機種はiPhone6sを指すと推測。アップル特需でラーガンの第3四半期売上高は前期比25%増の172億元に達し、四半期ベースの過去最高を記録すると予想した。
昌碩科技は7月に試験生産入りし、求人規模は当初1日200人未満とされる。月給は残業代合わせて4,500人民元(約8万8,000円)と、上海の最低賃金(2,020人民元)や台湾の最低賃金2万8台湾元(約7万9,000円)より高いようだ。
ペガトロンの業績は昨年、8月がピークだったが、童子賢董事長は先月、「(今年は)6月中旬に繁忙期の到来を感じた」と発言していた。
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