ニュース 電子 作成日:2015年7月6日_記事番号:T00057943
宏碁(エイサー)は3日、鴻海精密工業が40%を出資するクラウドコンピューティングの和沛科技(ホープベイテクノロジー)と提携し、企業向けにクラウドストレージサービスを展開していくことを明らかにした。4日付蘋果日報が報じた。
エイサーの黄鐘鋒台湾地区総経理は、世界市場を目標とするが、まず台湾市場で指標的なプロジェクトを手掛けてサービスプランを完成させたいと語った。エイサーのクラウドストレージプランは、今年ある銀行に採用され、数千万台湾元(1台湾元=約4円)の売上高をもたらしたとされる。ホープベイの翟本喬総経理は、500億元以上の規模を持つ中台クラウドストレージ市場を、エイサー、ヒューレット・パッカード(HP)、鴻海との提携で攻略したいと語った。
エイサーは、サーバー業務もODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーとの提携で進める戦略に切り換えた。これによりブレードサーバーの開発所要時間が従来の6カ月から2カ月に短縮されるなど成果が出ている。
台湾ノートパソコン市場でのエイサーの第2四半期シェアは20〜21%で、黄総経理は第3四半期は26%、第4四半期は28%を目指すとの目標を掲げた。
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