ニュース 政治 作成日:2015年7月7日_記事番号:T00057954
民進党所属の呂秀蓮・元副総統は6日、来年の総統選挙後、台湾は断交のドミノ現象に見舞われる可能性があると警鐘を鳴らし、民進党の総統候補である蔡英文主席および国民党の総統候補は具体的な断交危機防止策を市民に示すよう呼び掛けた。7日付聯合報などが報じた。
呂元副総統は「断交危機防止のため、外交部長と非公式に意見交換してもよい」と述べた(6日=中央社)
呂元副総統は「中国の公文書によると、中国は来年の総統選後に、必要に応じて各国に台湾と断交するよう働き掛ける準備をしている」と指摘。台湾と外交関係を持つ22カ国と断交となれば、台湾はもぬけの殻となり、甚大な被害をもたらすと懸念を示した。
呂元副総統は外交部に対し、専門チームを組織して、友好国に中国との外交関係を持ちながら台湾とも外交関係を保つ外交政策の具体的な推進方法を提示するよう求めた。
一方、蔡主席とペアを組む副総統候補が決まらず、党外の人物を迎え入れる可能性が取り沙汰されていることについて、呂元副総統は「実際にそうなれば蔡主席は民進党に申し訳が立たなくなる」と述べ、党外人物の起用に強く反対する意向を示した。
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