ニュース 電子 作成日:2015年7月7日_記事番号:T00057973
7日付電子時報によると、インテルの次世代プロセッサー「Skylake(スカイレイク)」に続き、同プロセッサーの後継として2016年に投入が予定されている「Kaby Lake」も発売が延期されるとの観測が出ている。これによりノートパソコンのサプライチェーンで製品展開に影響が及び、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーに対する見積り依頼書(RFQ)の発行日程に遅れが生じ、その間に業界内で受注争いが激化する可能性があるとの見方が業界関係者より出ている。
業界では当初、インテルがスカイレイクを今年第2四半期に発売すると予測していたが、実際はデスクトップPC向けの発売が8月に、ノートPC向けは第4四半期にずれ込む見通しとなっている。これに伴い同プロセッサーの後継で10ナノ製品のCannonlakeの発売も先送りされることになった他、同製品の前に14ナノ製品のKaby Lakeが差し込まれる形に変更された。
こうした中、Kaby Lake搭載のコンシューマ向けノートPCに関して、ブランド業者によるODMメーカーに対するRFQ発行は今年10月となり、ビジネス機種に関する依頼は来年1月に延期されるとの見方が出ている。
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