ニュース その他製造 作成日:2015年7月8日_記事番号:T00057993
太陽電池業界は6月連結売上高2桁成長の発表が相次いでいる。8日付経済日報が報じた。
最大手の茂迪(モテック・インダストリーズ)が7日発表した6月連結売上高は、前月比28.9%増の21億3,500万台湾元(約84億円)で、過去21カ月で最高だった。6月に聯華電子(UMC)傘下の聯景光電(トップセル・ソーラー・インターナショナル)を買収したことと、太陽電池価格を約5%引き上げたことが増収の要因だ。また、同社は米国の反ダンピング(不当廉売、AD)関税率が11.45%と台湾メーカーで最も低かったため、同業他社よりも受注回復が早かった。モテックの従来からの生産ライン2ギガワット(GW)はフル稼働、トップセル分1GWも稼働率が約70%で、今後数カ月出荷成長が続く見通しだ。
新日光能源(ネオソーラーパワー)の6月連結売上高は前月比11.2%増の18億700万元で今年最高だった。出荷量、設備稼働率ともに高水準を維持した。太極能源科技(タイナジー・テック)は前月比10.8%増の5億3,200万元だった。同社は2~3%の値上げに成功しており、7月も1〜2%の値上げを狙う。
太陽電池用シリコンウエハーメーカーの国碩科技工業(ギガストレージ)の6月連結売上高は前月比9.6%増の15億600万元で、過去最高だった。
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