ニュース 電子 作成日:2015年7月8日_記事番号:T00057999
鴻海精密工業傘下で半導体、エネルギー、液晶パネル用自動化設備の製造、開発などを手掛ける京鼎精密科技(フォックスセミコン)が今月末に株式上場を予定している。8日付工商時報が報じた。
劉董事長は「今後は医療分野にも参入し、業績拡大につなげる」と語った(7日=中央社)
京鼎精密の前身となる沛鑫半導体工業は、鴻海が半導体産業での発展を図るため、2001年に設立された後、07年には発光ダイオード(LED)照明事業に参入。しかし12年に劉応光董事長が就任して以降、同事業から撤退して自動化設備の製造、開発に専念し、13年に社名を京鼎精密に変更した。現在の主要顧客は米アプライド・マテリアルズおよび鴻海関連企業だ。
劉董事長は「世界の半導体設備需要は安定して成長している上、台湾は半導体産業をリードする地位にあることから、今後は半導体産業を中核市場とする」と説明した。
なお同社は13年に黒字転換を果たした後、14年には売上高を前年比86%増の46億台湾元(約180億円)、純利益も同223%増の3億2,300万元まで伸ばした。
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