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台風9号の進路北寄りに、暴風圏入り免れる可能性も


ニュース 社会 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058004

台風9号の進路北寄りに、暴風圏入り免れる可能性も

 沖縄本島の南海上に進んだ中度(強い~非常に強い)勢力の台風9号(アジア名・チャンホン)は明日午後には尖閣諸島(台湾名・釣魚台列嶼)に到達、東シナ海を通過するが、進路は北に寄る見通しで、中央気象局では「暴風圏が台湾島に接触するか何とも言えない」と説明している。仮に暴風圏に入らなかったとしても、台北と基隆で350ミリ以上など、台湾各地にかなりの量の雨をもたらすと予想している。中央社電などが9日報じた。


相次ぐ台風の襲来で、野菜が今後高騰するとの懸念から価格が上昇している。高雄市の鳳山果菜市場ではキャベツ600グラムが14台湾元(約55円)から26元に上がった(中央社)

 中央気象局は台風9号の接近に伴い、9日午前5時半に台湾東北部と北部の海域に海上警報を発令した。台風9号は9日午後2時半現在、台北の東南東約740キロメートルの海上を時速21〜24キロで進んでいる。中心付近の最大風速は40メートルで、半径250キロの範囲で風速15メートル前後の、半径80キロの範囲で風速25メートル前後の強風が吹いている。

 10日に公共機関と学校を休みとするか否かについて、台北市と新北市は早ければ9日午後8時、最も遅い場合でも10日午前4時半までに発表する方針だ。