ニュース 政治 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058008
国民党の朱立倫主席は8日、中央常務委員会で「1992年の共通認識と『一中各表(一つの中国の原則を堅持しつつ、中台が異なる解釈を取る)』は国民党の政策であり、候補指名前に党の政策について異なる単語を用いたとしても、総統・立法委員の候補者は党の綱領に沿って市民の支持を得るべきだ」と強調した。9日付蘋果日報が伝えた。
朱主席は中央常務委員会で党の団結を訴え、「困難を共に乗り越えよう」と呼び掛けた(8日=中央社)
朱主席の発言は、今月19日の全国代表大会で、国民党の総統選公認候補になることが濃厚な洪秀柱副主席(立法院副院長)が示した「一中同表(中国と台湾が中国全体の一部であることを相互に表明する)」という対中政策路線が世論の批判を浴び、党内外で議論を呼んでいることを受け、党の方針を堅持するようくぎを刺したものだ。
朱主席は「最近さまざまな声があり、国民党に多くの批判や意見が寄せられている。既に洪氏と意思疎通を図り、洪氏も党の綱領と主張に沿って行動する意向を示した」と説明した。
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