ニュース 運輸 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058011
台中市のバス高速輸送システム(BRT)藍線(台湾鉄路台中駅〜静宜大学、17.2キロメートル)が7日廃止され、元専用レーンに9路線のバスが乗り入れた8日、ダイヤ改正に伴い「目的のバスが見つからない」「乗車時間が長くなった」「運賃無料を享受できなくなった」など市民から不満の声が聞かれた。9日付中国時報が報じた。
台中市交通局の王義川局長(左)は、スムーズに運行できているかを視察した(8日=中央社)
BRTで台中駅から台中市政府ビル前まで通うサラリーパーソンは、「以前はわずか20分で到着したが、きょうは10分待っても目的のバスが来ない。遅刻しそうだ」と緊張で声を震わせ、あすからバイクで出勤すると話した。
静宜大学の学生は、「以前はBRTで台中駅から大学まで40分で、運賃も無料だった。きょうは55分かかり、17台湾元(約66円)払った」と不満げだった。8日からICカードを利用した場合の市営バスの運賃無料区間が乗車距離10キロメートル以内に2キロ拡大されたが、学生は「ちっともうれしくない」と話した。
元専用レーンを運行するバスは1日855本へと、以前の1日426本から2倍以上に増えた。夏休みで学生の利用が減っていることもあり、運行状況は総じて順調だったが、新学期開始後も円滑な輸送を維持できるかが次の課題となる。
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