ニュース 金融 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058012
金融監督管理委員会(金管会)は8日、中国株の急落を受け、金融業の中国株に対するリスクエクスポージャーについて集計した結果、金融業の中国株への投資額は833億台湾元(約3,200億円)で、今年は既に253億元の利益を確定しているとし、重大な損失には至っていないとの認識を示した。9日付工商時報が伝えた。
このほか、投信による中国株への投資額が1,131億元、証券会社が顧客の委託を受けて投資した分は21億元で、中国株へのリスクエクスポージャーは全体で約2,000億元だとした。ただ、個人が香港などを経由して直接売買している部分については集計に反映されていない。
金管会の曽銘宗主任委員は8日、「中国株と台湾株の直接的な連動性は小さい。今回の中国株の下落局面が長期にわたり、下げ幅が大きかったため、中国経済に影響しかねないという憶測を呼び、アジア株が下落した」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722