ニュース 金融 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058013
凱基証券投資顧問(KGI)の杜金龍董事長は「台湾株は52週移動平均線を割り込み、次は加権指数が昨年10月17日に付けた安値水準の8,501を下抜けするかが目安になる」と述べた。9日付工商時報が報じた。
9日の台湾株式市場は一時、200ポイント以上下落した(9日=中央社)
杜董事長は「台湾株の8日の急落は、中国株急落やギリシャ債務危機だけでなく、台湾の輸出が大幅に落ち込み、ファンダメンタルズが良くないことを示している」と悲観的な見方を示した。
これに対し、国泰人寿保険(キャセイライフ)の林昭廷副総経理は「台湾株のファンダメンタルズは良好で、今回の反落はチャンスとも言える」と述べた。
8日の台湾株式市場では、中国株の急落と台湾の6月の輸出が大幅な減少となったことを嫌気し、主要指標の加権指数が前日比274.05ポイント(2.96%)安の8,976.11ポイントで引け、9,000ポイントの大台を割り込み、上場企業の時価総額は9,126億元減少した。
9日の台湾株式市場は前日比61.98ポイント(0.69%)安の8,914.13ポイントで引けた。
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