ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058017
円安を受け、上半期の新車登録台数は日本ブランドの輸入車が大幅成長した。中でも台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)は7,937台と、前年同期の2倍以上となった。9日付工商時報が報じた。
マツダは新型セダン、マツダ3(日本名・アクセラ)のエントリーモデルを70万台湾元(約270万円)以下と台湾生産の同クラス車より安くしたことで、注文が相次いだ。新型SUV(スポーツ用多目的車)、CX−5を前モデルより5万元値下げしたのに続き、下半期にはマツダ2(日本名・デミオ)、MX−5などの台湾発売が相次ぐので、同業者は同社は通年目標1万6,000台を超える2万台が狙えるとみている。
裕隆日産汽車が総代理のインフィニティは上半期の新車登録台数が前年同期比84.1%増の731台だった。新型インフィニティQ70(日本名・フーガ)は前モデルより30万元引き下げ、初回入荷分が発売前に売り切れた。
スバルの台湾総代理店、台湾意美汽車(モーター・イメージ)の上半期の新車登録台数は前年同期比23.3%増の3,411台だった。4月の全面大幅値下げが奏功した。同社は通年目標を6,500台から7,000台に上方修正した。
台湾で最も売れている輸入車、トヨタRAV4は台湾生産の同クラス車と価格が変わらず、コストパフォーマンスが受け、上半期の新車登録台数は8,900台近く、前年同期比14%増だった。
台湾ホンダは先月、7人乗りのMPV(多目的車)オデッセイを145万元と市場予想を大幅に下回る価格で発表し、今年1,000台の販売目標を1カ月で達成した。
業界関係者は、昨年から円安が続き、今年に入り日本車輸入店が十分交渉材料があると判断し、本社に価格引き下げを要求した結果と分析した。
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