ニュース 電子 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058022
半導体パッケージ・テスティング(封止・検査)最大手の日月光半導体製造(ASE)は、第2四半期連結売上高が前期比8.6%増、前年同期比19.8%増の702億2,200万台湾元(約2,740億円)で、同期としての過去最高を記録した。封止・検査事業の売上高は前期比2.4%減、前年同期比4.1%減の376億7,100万元だった。9日付工商時報が報じた。
第2四半期は、封止・検査事業は半導体サプライチェーンの在庫調整や台湾元高の影響で伸び悩んだ一方、製造事業が「アップルウオッチ」向けの出荷開始や、アップルのスマートフォンiPhone新機種向けのシステム・イン・パッケージ(SiP)出荷が6月から増加したことで予想以上に伸び、第2四半期全体の増収に貢献した。
証券会社は同社の第3四半期の見通しについて、iPhone6s/6sプラス向けSiPの受注拡大に加えて、アップルウオッチ向けの追加受注や、アップル以外の通信製品向けの受注により、連結売上高が800億元に達するとみている。ASEは今年は四半期ごとに業績が改善すると予想している。
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