ニュース 電子 作成日:2015年7月9日_記事番号:T00058025
世界半導体市場統計(WSTS)の予測によると、2015〜16年の世界の半導体市場は3.4%増の小幅成長だが、台湾はその2倍の成長が可能だ。SEMI(国際半導体製造装置材料協会)は、ファウンドリー、DRAM、パッケージング(封止)が台湾サプライチェーンの成長をけん引すると指摘した。9日付蘋果日報が報じた。
SEMIは、ファウンドリー大手2社の台湾積体電路製造(TSMC)、聯華電子(UMC)の今後2年の主な投資は14、16ナノメートル製造プロセスの生産能力構築、10ナノプロセス以降の技術導入だと指摘した。
DRAMメーカーについては、短期間で生産能力を大幅には増やさないが、20ナノプロセスへの移行に投資し、モバイル端末市場向けに製品構成を見直すと指摘した。台湾DRAM業界の投資は14年から回復しており、16年まで成長が続く見通しだ。
パッケージングについては、ウエハーレベルパッケージング(WLP)、カッパーピラーバンピング(CPB)、システム・イン・パッケージ(SiP)、モバイル端末やウエアラブル(装着型)端末向けなど先進技術に投資すると指摘した。
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