ニュース 運輸 作成日:2015年7月10日_記事番号:T00058035
柯文哲台北市長は9日、都市交通システム(MRT)の特定の2駅間利用について、1カ月内に往復60回まで割引運賃で利用できるようにする「定期券方式」を来年2月にも導入する構想を明らかにした。10日付中国時報が報じた。
柯台北市長(前右)は9日、できることなら通勤時間を10分以下とし、車内で人生を無駄に過ごさないでほしいと語った(9日=中央社)
柯台北市長は9日、市内で開かれた大学生の討論イベントに出席し、青年の台北定住支援策を考えるグループ討議に加わった。その中で市長は、来年2月の公共交通機関の運賃見直しの一環として、ICカード乗車券「悠遊カード(イージーカード)」の記名式タイプを利用した、定期券方式の導入を提案した。
台北市の住宅価格高騰を受け、郊外に住んで市内に通勤・通学する人が増えており、定期券方式構想はこうした層の経済的負担を軽減する狙いがある。
台北MRT運営会社、台北大衆捷運(TRTC)の孫以濬総経理は、MRT運賃で悠遊カード利用での2割引きや路線バスへの乗継割引を撤廃し、乗車回数が多い、乗車距離が長いなど特定の乗客に絞った割引制度の導入を検討していると明らかにし、定期券方式もこの方針に沿ったものだと語った。
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