ニュース 金融 作成日:2015年7月10日_記事番号:T00058038
生命保険業界の6月の新契約保険料収入は900億台湾元(約3,500億円)以上に達する見通しで、今年上半期の累計では約5,800億元となり、前年同期に比べわずか1%の減少にとどまる見通しだ。下半期は生保業界の競争が激化し、年間で新契約保険料収入が1兆元の大台に乗る可能性も出てきた。10日付工商時報が伝えた。
生保業界は当初、予定利率の低下、高利回りの保険商品の販売中止で新契約保険料収入が伸び悩むと悲観していた。しかし、業界各社の活発な競争で減少は小幅にとどまった。
業界大手の国泰人寿保険(キャセイライフ)は、上半期の新契約保険料収入が1,087億2,000万元と、1,000億元を上回った。ただ、同社は投資型保険商品に依存する体質上、前年同期に比べると13%の落ち込みだった。
南山人寿保険は838億7,000万元で、富邦人寿保険(810億元)を抜き2位に浮上した。富邦人寿は昨年2位をキープしていたが、3位に転落した。南山人寿は前年同期比で6.6%の伸びを示した。
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