ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国製太陽電池の米輸出、関税率上昇で台湾業界に恩恵


ニュース その他製造 作成日:2015年7月10日_記事番号:T00058043

中国製太陽電池の米輸出、関税率上昇で台湾業界に恩恵

 米商務省は9日、中国製太陽電池に課している反ダンピング(不当廉売)関税と相殺関税の税率に関する再審理の結果を発表した。業界では税率が現在の約30%から17.5%前後に引き下げられるとの見方で一致していたが、結果は約31%への小幅引き上げとなった。これにより台湾メーカーに課せられる税率は中国メーカーに比べ平均11ポイント以上下回ることとなり、予想外の恩恵を受けそうだ。10日付工商時報が報じた。

 台湾メーカーに対する税率は平均19.5%で、うち税率が11.45%と最低の茂迪(モテック・インダストリーズ)が最大の恩恵を受ける見通しだ。