ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年7月10日_記事番号:T00058044
中国鋼鉄(CSC)は9日、中国、韓国、日本、インド、インドネシアから台湾に安価な鋼材が大量に輸入されている現状に対し、台湾の鉄鋼産業に深刻なダメージを与えているとして、業界各社と連携して反ダンピング(不当廉売)提訴を行うと表明した。10日付工商時報が報じた。
CSCによると、同社が提訴対象として挙げた各国から台湾への輸出価格は、国内販売価格に比べ、鋼板で1トン当たり96〜108米ドル、熱延製品で88〜147米ドル、棒線で50〜160米ドル安いという。
CSCの林弘男・執行副総経理は今回の提訴について、CSCが不当に価格を引き上げているわけではなく、不公平な競争を強いられていることを証明したいと強調した。提訴時期については、現在データを収集しており、資料がそろい、機が熟した時点で政府に訴状を提出すると語った。
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