ニュース 電子 作成日:2015年7月10日_記事番号:T00058048
10日付電子時報が台湾IC設計業者の話を基に報じたところによると、アップルが間もなく発表すると伝えられているタブレット端末「iPad」の12.9インチ機種が今後、企業向け大画面タブレット需要を掘り起こすとの期待感から、中国のホワイトボックス(中国語・白牌。ノーブランド、無名ブランド)メーカーが相次いで同サイズ製品の投入に向けた準備を進めているとの観測が出ており、台湾の関連チップメーカーは今期、受注増の恩恵を受けそうだ。
タッチコントローラを手掛ける台湾のIC設計業者によると、今年上半期の中国および新興国向けのタブレット出荷は低迷が続き、中国ホワイトボックス製品のサプライチェーンは「冬眠」状態に入っている。その一方で10〜15インチの大画面機種の投入に向け、聯陽半導体(ITEテック)、矽統科技(SIS)、奕力科技(イリテック)といった台湾のIC設計業者との協力を進めているとされる。
これまで中国のホワイトボックスは、アップルの新製品発売に合わせて低価格の模倣製品を国内や新興国市場に投入して、一定の需要を得ており、今回の大画面iPad発売においても商機獲得を狙っているもようだ。
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