ニュース 医薬 作成日:2015年7月10日_記事番号:T00058049
第一三共ヘルスケアは9日、総合感冒薬「新ルルエース」の台湾における独占販売権を許諾する契約を中化裕民健康事業(CYH)と締結したと発表した。「ルル」ブランド初の海外展開として、「新ルルエース」を10日より台湾で発売する。
新ルルエース。台湾では「欣楽楽愛思」の名称で330台湾元(約1,300円、50錠入り)で販売される(第一三共ヘルスケアリリースより)
台湾で発売する「新ルルエース」は、第一三共ヘルスケアが日本で販売している製品を台湾向け専用の製品としてパッケージの記載内容や添付文書を変更し、台湾において輸入医薬品として承認を取得したもの。第一三共ヘルスケアは今後、契約に基づき「新ルルエース」を輸出し、CYHが台湾における販売およびプロモーションを行う。
第一三共ヘルスケアは、近年拡大を続けている台湾の総合感冒薬市場は、日本と異なり小容量の製品や1本飲みきりタイプの液剤が主流となっていると指摘。一方で、「家庭の常備薬」として長年親しまれてきた総合風邪薬「ルル」ブランドは、台湾で未発売ながらも訪日台湾人旅行者の増加などを背景に一定の認知度を得ているという。
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