ニュース その他分野 作成日:2015年7月13日_記事番号:T00058058
DBS銀行(星展銀行)とオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、台湾の今年の域内総生産(GDP)成長率予測をそれぞれ2.7%、2.81%に従来予測から0.7ポイント、0.97ポイント下方修正した。行政院主計総処の成長率予測は3.28%、中央研究院(中研院)は3.24%で、これら主要機関の予測を下回り、3%以下とした。11日付工商時報が報じた。
DBS銀行は10日、台湾の輸出は年初より非常に悪く、輸出受注、工業生産指数も予想をはるかに下回り、第2四半期の経済成長が大幅に鈍化したと指摘した。下半期は輸出の回復を見込んでいるが、もし悪化すれば経済成長率予測を再度下方修正する可能性があると説明した。
ANZ銀行は、経済指標の悪化が既に個人消費に打撃を与えており、今後さらに財布のひもが堅くなると予測した。
シティバンクも、台湾の経済成長率予測を3.4%へと従来予測より0.4ポイント下方修正した。スタンダード・チャータード銀行は下方修正していないが、6月の対米輸出減少は2013年12月以来のことで、懸念事項だと指摘している。
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