ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

総統選の形勢逆転を、民進党が16日に大型決起イベント


ニュース 政治 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005807

総統選の形勢逆転を、民進党が16日に大型決起イベント

 
 民進党の総統選選挙対策本部は、16日午後、「316民主台湾、行動100」と題して、22日の総統選に向け、中国との市場の統一化、国民党一党の権力強大化への反対および国連加盟、中国覇権主義への反対を訴える決起イベントを行い、形勢不利とみられる総統選の逆転につなげることを計画している。

 民進党は当日、台湾の東海岸と西海岸の幹線道路の各地点に計100万人の支持者を集め、100人1チームとして各チームが反時計回りに5キロずつ歩き継ぎ、東西両海岸でそれぞれ500キロを走破する計画だ。当時に台北と高雄でもデモ行進を行い、夜には大型集会も開催する。

 民進党の李応元秘書長によると、「行動100」とは謝長廷主席、蘇貞昌元主席の正副総統候補の候補者番号「1番」、そして台湾名義による国連加盟と中華民国名義による国連復帰の是非を問う二つの住民投票が成立する、投票用紙の2つの丸印を表しているという。

 なお、国民党も3月8日に高雄市、15日に台北県で大型集会を実施するほか、14日には台北市で中国の反国家分裂法に反対する集会を開催し、総統候補の馬英九前主席が「反反国家分裂法宣言」を行って、民進党による親中、統一派批判を防ぐ構えだ。