ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年7月13日_記事番号:T00058072
中国鋼鉄(CSC)が2011年に生産を開始したチタン製品は、既に建材などとしてさまざまな分野に供給されているが、来年にはバイオメディカル、および航空・宇宙分野での認証を取得する予定で、さらに応用先を拡大する見通しだ。11日付工商時報が報じた。
CSCのチタン製品は台湾師範大学の健康センター屋根にも使用された(同社リリースより)
CSCは純チタンコイルから冷延プロセスを経て製品に加工。主に発電所の復水器や熱交換器の他、化学工業、建築分野で使用されている。
近年、各国のメーカーが商用チタン製品に注力する中、CSCは多様な用途における需要に応えるべく、生産設備、生産工程に関する技術の向上に努め、生産効率、加工精度、表面品質のアップグレードを図る方針だ。
なお同社は10日、6月の連結売上高が前年同月比21%減の240億1,900万台湾元(約950億円)だったと発表。減収の主因となった鉄鋼製品価格の下落は7〜8月も続く見通しで、第3四半期の業績も楽観できない状況だ。
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