ニュース 政治 作成日:2015年7月13日_記事番号:T00058073
中米の友好国歴訪に出発した馬英九総統は11日、中継地の米ボストンを訪れ、母校のハーバード大で教授や学生との座談会を開いて対中、対米関係を改善した自身の功績を自賛した。13日付聯合報が報じた。
馬総統(右)はハーバード大のキャンパスを散策し、沈呂巡駐米代表(左)と大木を囲んで留学時代を懐かしんだ(現地11日=中央社)
馬総統は対中政策方針「1992年の共通認識(92共識)」について、「主権に関する争議を棚上げして、双方(中台)にとって利益になることに注力する効果を生んだ。『あいまいさの傑作』と呼ぶ人もいる」と説明した。
中台関係改善が米台関係の好転につながったことも指摘した。平和的かつ安定した中台関係を維持すべきで、それを米台の建設的関係の基礎としなければならないと米政府高官から再三伝えられていたと明らかにした上で、米国は中台いずれか一方の側に立つ必要がなくなり、三者の関係は以前の悪循環から好循環に変わったと自身の業績を評価した。
馬総統は13日、ドミニカ共和国に到着した。米CNNより、来年の総統選で蔡英文民進党主席が当選した場合の中台関係について質問を受け、「私の言った通りにやれば問題は起きない。そうしない場合に関してはあえて予測はしない」と回答した。
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