ニュース 電子 作成日:2015年7月13日_記事番号:T00058074
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長はインドメディアの独占インタビューで、今後5年以内にインドで工場を10〜12基設立し、「インド地場ブランドとの提携も検討している」と明かした。インド工場の顧客は、これまでに小米科技(小米、シャオミ)とアップルの名前が挙がっていた。13日付工商時報が報じた。
郭董事長は、インド工場設立で就業機会100万件以上を創出する見通しで、デリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバードでの人材育成センター設立も検討していると語った。
郭董事長は、インドのナレンドラ・モディ首相が「メーク・イン・インディア(インドでモノづくりを)」、若者の技術力向上を図る「スキル・インディア」を推進していることに触れ、インドはソフトやコンテンツはあってもハードが不足しているので鴻海がハードを支援すると説明した。
市場調査会社、IDCの予測によると、インドの今年のスマートフォン販売量は1億1,100万台、世界3位となる見通しだ。それでも人口12億人に対し普及率は10%弱と伸びしろが大きい。このため鴻海は昨年反中デモが発生したベトナムから、インド投資にかじを切り直したようだ。外電によると、鴻海は2007年にベトナムに進出したものの、通信部品を主に生産する工場が2カ所しかなく、従業員も1,000人にすぎないため、先日2億米ドルの投資認可が取り消された。
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