ニュース 電子 作成日:2015年7月13日_記事番号:T00058080
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した6月連結売上高は前月比14.5%減、前年同月比0.6%減の599億5,500万台湾元(約2,400億円)で、昨年4月以来15カ月ぶりに600億元を割り込んだ。11日付工商時報が報じた。
6月の減収は、顧客の四半期末の在庫調整に加え、▽サムスン電子がスマートフォン「ギャラクシーS6」にクアルコムのプロセッサー「スナップドラゴン810」を採用せず、クアルコムからの受注が減少したこと▽アップルが6月からiPhone既存機種のチップ調達量を減らしていること──などが要因だ。第2四半期連結売上高は前期比7.5%減、前年同期比12.3%増の2,054億4,000万元だった。
同社は7月に16ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスで製造したアップルの次世代プロセッサー「A9」を出荷するため、第3四半期は売上高が回復する見通しだ。
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