ニュース 電子 作成日:2015年7月13日_記事番号:T00058082
市場調査会社、IDCの調査によると、第2四半期の世界市場のパソコン出荷で、アップルが宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)を抜いて4位に浮上した。11日付経済日報が報じた。
アップルの第2四半期出荷は前年同期比16%増の513万6,000台、市場シェアは7.8%と、前年同期の5.9%から拡大した。4月発売の新マックブック人気が押し上げた。独占的に受託生産している広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が恩恵を受けそうだ。
一方、エイサーは前年同期比26.9%減の433万4,000台、市場シェア6.6%(前年同期7.9%)で5位だった。同社はユーロ圏向けの販売が最多を占め、在庫リスク回避のため出荷を意図的に抑制した。ASUSは市場シェア6.5%(前年同期6.3%)で、昨年よりも拡大したものの6位に転落した。
上位3社の市場シェアは、▽聯想集団(レノボ)、20.3%(前年同期19.4%)▽ヒューレット・パッカード(HP)、18.5%(18.2%)▽デル、14.5%(14%)──と小幅な伸びにとどまった。いずれも出荷台数ベースでは昨年より減らしており、証券会社は、インテルのプロセッサーとマイクロソフト(MS)のOS(基本ソフト)を搭載したウィンテル陣営は成長できなくなっていると指摘した。
市場全体の出荷台数は6,614万台で前年同期比11.8%減と、予想以上の大幅減だった。
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