ニュース 電子 作成日:2015年7月14日_記事番号:T00058107
マザーボード大手が間もなく相次いで発売する、インテル「100シリーズ」チップセットを搭載した製品の多くは、インテルまたは台湾の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)のUSB3.1対応コントローラーチップが採用されている。しかしインテルは同チップのオファー価格を急激に引き下げることでマザーボードブランドの採用を拡大しており、ASメディアのシェア拡大の目標実現が困難となっている。14日付電子時報が報じた。
ASメディアがUSB3.1コントローラーチップを投入した当初、華碩電脳(ASUS)、華擎科技(アスロック)、微星科技(MSI)など、多くのマザーボードブランドから相次いで受注を獲得。一方、インテルの製品は技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の採用にとどまった。
しかしその後、転送速度でASメディアを大きく上回るインテルのチップを採用したギガバイトのマザーボードが高い評価を受けたことから、他のブランドも採用を迫られることとなった。さらに業界関係者によると、インテルのソリューションのオファー価格は当初10米ドル前後だったが、現在では6米ドル以下まで引き下げているという。
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