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ASUS、15年タブレット出荷3割減も【図】


ニュース 電子 作成日:2015年7月14日_記事番号:T00058108

ASUS、15年タブレット出荷3割減も【図】

 パソコン大手ブランド、華碩電脳(ASUS)はタブレット端末需要の急激な冷え込みを受け、今年のタブレット出荷目標を従来の800万〜1,000万台から600万〜700万台に25〜30%下方修正するとの予測が証券会社から示された。前年実績の940万台から30%以上減少し、2年連続で前年割れとなる恐れがある。14日付蘋果日報が報じた。

 証券会社は、ノートPCとしても使える2イン1機種や大画面スマートフォンの販売好調、およびタブレットの買い替えが進まない状況を受け、ASUSはノートPCに続いてタブレットの出荷目標も下方修正するとみている。

 ASUSのタブレットの第1四半期出荷台数は150万台、第2四半期は100万台と、それぞれ目標の180万台、120万台を下回った。上半期の実績は前年同期比39%減の250万台で、通年目標の最低ライン(800万台)に対する達成率は30%余りにすぎない。

 ASUSはきょう14日、タブレット「ZenPad」の最新機種を発売した。証券会社は、7月に米州、アジアで全面投入される新ZenPadがけん引して、ASUSのタブレット通年出荷台数は600万台は超えると予想した。