ニュース 社会 作成日:2015年7月15日_記事番号:T00058114
苗栗県政府の財政が破綻状態に陥り、職員への給与が支払えない状況となったことが問題となっているが、財政部の統計によると、宜蘭県でも既に歳出に対する未償還の長期債務の比率が、新たな起債が認められない水準の50%を大幅に超えている他、▽雲林県▽屏東県▽嘉義県▽基隆市▽南投県──の5県市でも同比率が警戒ラインの45%を超え、危機的な財務状況に直面している。15日付経済日報が報じた。
各県市の未償還債務の比率は、▽宜蘭県、63.9%▽雲林県、49.5%▽屏東県、48.2%▽嘉義県、47.6%▽基隆市、47.5%▽南投県、47.1%──となっている。特に宜蘭県は苗栗県の67.7%に迫る高水準だ。
なお同比率が警戒ラインの45%を超えた場合、中央政府に対し債務改善計画の提出が義務付けられる。雲林県は49.5%で、宜蘭県の230億台湾元(約914億円)を上回る245億元の債務残高となっており、既に改善計画を提出している。
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