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法人税の二段税率廃止、5万社が負担増


ニュース その他分野 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005812

法人税の二段税率廃止、5万社が負担増

 
 財政部はこのほど、営利事業所得税(法人税)の税率を2010年から一律17.5%に統一する方針を発表したが、課税所得が低い事業者に対し低税率を適用する二段税率が廃止されると、零細企業5万社の税負担が増加する見通しであることが分かった。3日付経済日報が伝えた。

 現行の法人税率は通常25%だが、課税所得が10万台湾元(約33万5,000円)以下の場合、税率を15%とする二段税率が採用されている。現在15%の税率を適用されている事業所は5万カ所に達する。財政部は実質的な税負担増を回避するため、課税最低所得を5万元から引き上げることを検討していく方針だ。