トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は、レクサスのスポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ＮＸ」を今年上半期に2,000台売り上げ、市場シェア30％を掌握した。15日付経済日報が伝えた。
和泰汽車は昨年下半期にＮＸを発売し、直後に昨年の販売枠を完売した。今年もＮＸは順調に販売を伸ばしている。
和泰汽車は「景気回復と原油安、自動車の買い替えブームを追い風として、メーカー各社とも今年の台湾自動車市場を楽観している。特に高級車の業績が際立っている」と説明した。
中小型ＳＵＶ市場では、ＮＸのほか、ポルシェ・マカン、メルセデス・ベンツＧＬＡなどが競合。各メーカーが特色ある車種を続々投入したことで、中小型ＳＵＶが高級車全体に占める割合は昨年の13％から今年は20％にまで高まっているという。
