ニュース 電子 作成日:2015年7月15日_記事番号:T00058134
パソコン市場が世界的に低迷する中、自作(DIY)PC向けマザーボード業界では上半期、主要全ブランドで出荷量が前年同期に比べ減少した。2大ブランドの華碩電脳(ASUS)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)も同期出荷は800万枚の最低ラインを維持するにとどまり、下半期は需要期効果が期待できるものの、通年では2,000万枚を割り込むことはほぼ確実で、1,800万枚を上回れるかが焦点となりそうだ。15日付電子時報が報じた。
自作PC向けマザーボード需要が年々減少する中、ASUSとギガバイトは出荷規模と利益を維持するため、価格の引き下げによるシェア拡大を図っている。しかし現時点で効果は表れておらず、自社の利益に打撃を受けている他、微星科技(MSI)や華擎科技(アスロック)、映泰(バイオスター)といった中堅ブランドの業績に大きな影響を及ぼしている。
特にバイオスターは上半期の売上高が14億1,000万台湾元(約56億円)と前年同期比40.6%の大幅なマイナスとなり、既にマザーボードのブランド事業から撤退を示唆している精英電脳(ECS)に続き、撤退する可能性が高いとみられている。
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