ニュース 電子 作成日:2015年7月15日_記事番号:T00058135
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)は14日、台湾で新型タブレット端末「ZenPad」6機種を発表し、下半期の出荷規模拡大で、今年タブレット事業が黒字転換するとの見通しを示した。15日付工商時報が報じた。
沈執行長。新「ZenPad」6機種は台湾で8月までに相次いで発売する(同社リリースより)
沈振来(ジェリー・シェン)執行長は、今後アンドロイドOS(基本ソフト)搭載の7、8、10インチタブレットの名称は全て「ZenPad」で統一すると語った。今回発表した6機種は3,990台湾元(約1万5,800円)〜9,900元。うち8インチの「ZenPad S 8.0」は4ギガバイト(GB)RAMを搭載し、USB Type Cポートを備える。
ZenPadは来週、日本、欧米向けに大量に出荷される予定で、沈執行長は第3四半期のタブレット出荷は150万〜200万台と前期の120万台を上回り、クリスマスシーズンの第4四半期は280万台と予測を示した。下半期出荷は前期比59%増の430万台となり、通年で700万〜900万台を見込む。
沈執行長は5月中旬時点で、年間出荷800万〜1,000万台と予測していたが、市況低迷を受け、上半期の出荷は270万台どまりで、前年同期比34%減だった。証券会社は、同社の昨年タブレット出荷は940万台で、今年は5〜25%減となる計算だと指摘した。
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