ニュース 金融 作成日:2015年7月16日_記事番号:T00058149
三菱東京UFJ銀行と台湾最大手の台湾銀行は15日、東京都内で通貨の相互融通を中心とした業務提携に関する覚書を締結した。双方で円、台湾元、人民元を融通し合うことで、今後も拡大が見込める日本、台湾、中国企業の融資需要に対応する。
三菱東京UFJ銀行の平野信行頭取(左)と台湾銀行の李紀珠董事長(右)(三菱東京UFJ銀行提供)
三菱東京UFJ銀行の広報担当は、同行は円、人民元、台湾銀行は台湾元に強みを持つと説明。日台、中台ビジネスともに拡大が続いており、今後も成長が期待できるとの見方を示した。また、年内開業を目指す高雄支店も日台中の需要取り込みに向けた戦略上の一環だと指摘した。
台湾銀行は台湾政府100%出資の政府系銀行で、台湾における最大の資産規模、預金を有する。主に企業活動への円滑な資金供給を目的とし、台湾元の通貨価値の安定化、政府公金(年金積立資金など)の取り扱いを担う。
台湾銀行は三菱東京UFJ銀行が提携する台湾の銀行としては2行目だ。民間では2008年に台北富邦銀行と戦略提携契約を結んだ。
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