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作成日：2008年3月3日_記事番号：T00005815
中台週末チャーター便、７月就航に中国が同意
国民党の総統候補、馬英九氏が中台間に航空機の週末チャーター便を７月から就航させるとの選挙公約を掲げたことについて、中国の観光当局者はこのほど、７月までにチャーター便拡充と中国人観光客の台湾渡航拡大に関する交渉と協定署名を終えることが可能との認識を示した。３日付工商時報が伝えた。
中台双方は昨年、マカオで６回にわたる交渉を行い、中国人観光客の台湾渡航拡大に関しては基本合意していた。しかし、合意文書に「台湾地区」という呼称が含まれることに対し台湾側が反発し、最終合意に至らなかった。
同当局者は、台湾の選挙を控えた今年ではなく、昨年中に合意を目指していたとした上で、北京五輪１カ月前の７月に開放拡大が決まれば、五輪時期に合わせて中国側も台湾観光を宣伝することが可能になるとの考えを明らかにした。
