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東陽の6月税引前利益、104%増


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年7月16日_記事番号:T00058155

東陽の6月税引前利益、104%増

 自動車部品大手の東陽実業が15日に発表した自社決算によると、6月の税引前利益は前年同月比104%増の1億8,500万台湾元(約7億3,500万円)となった。中国のOEM(相手先ブランドによる生産)事業、米国のアフターマーケット(AM)事業の好調に加え、為替差益2,930万元も貢献した。上半期の税引前利益は、前年同期比17%増の7億2,900万元だった。16日付経済日報が報じた。

 中国OEM事業は、中国6大自動車グループとの取引で業績が安定して成長しており、今年は襄陽東陽と仏山東陽で新規生産能力が加わったため、収益力が向上した。米国AM事業は、第1四半期に受注が拡大したものの、第2四半期に米国西海岸の港湾ストライキによって在庫水準が高まり、業績への影響があった。同社は、既にストライキ問題は解消しており、第3四半期は需要期が期待できるとしている。