ニュース 電子 作成日:2015年7月16日_記事番号:T00058156
仏インターネット広告配信のCriteo(クリテオ)の統計によると、台湾で第2四半期の電子商取引(EC)に占めるモバイル決済の割合は31%と、米国の30%、シンガポールの29%を上回った。台湾、香港、東南アジアの平均は27%だった。16日付工商時報が報じた。
クリテオは、台湾でモバイル決済が多いのは、スマートフォンなどモバイル端末が急速に普及したためと分析した。台湾、香港、東南アジアのモバイル最適化したサイトでは、サイト訪問者数のうち購買など成果に結び付いた割合を示す「コンバージョンレート(CVR)」が最適化していないサイトの2倍以上で、アプリ(APP)のコンバージョンレートはインターネットサイトより高いと指摘した。アプリがある店舗はアプリ経由の取引が5割を占めるという。
同社は、台湾とシンガポールは成熟市場で、インターネット端末の利用率が高く、複数の端末を保有しているユーザーが多いので、スマホで商品を目にしPCで購入したり、PCで見てスマホで注文したりしていると指摘した。
同社の統計は、世界の電子商取引14億件、年間販売額1,600億米ドル以上を分析したもの。
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