ニュース 電子 作成日:2015年7月16日_記事番号:T00058159
NAND型フラッシュメモリー用コントローラIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の第3四半期売上高について証券会社は、NANDフラッシュ価格の下げ止まりと、アップル、アンドロイド両陣営の調達拡大を受けて、過去最高の100億台湾元(約400億円)に達する可能性があるとみている。16日付工商時報が報じた。
第2四半期売上高は前期比1.2%増の84億4,200万元だった。第2四半期はNANDフラッシュの非需要期だが、高容量のeMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)、SSD(ソリッドステートドライブ)の販売が順調で増収を維持した。
第3四半期に入り、NANDフラッシュ価格は7月に下落が止まっている。今期の最大の需要先は、9月発売が観測されるアップルのスマートフォンiPhone6s/6sプラスで、最低ストレージ容量が16ギガバイト(GB)から32GBに拡大、下半期の販売台数が9,000万台と予想されていることから、NANDフラッシュの在庫消化に大きく貢献するとみられる。
アンドロイドスマホも中国ブランドが国慶節や来年の春節(旧正月)連休に向けて在庫を確保する上、ストレージ容量が32GBまたは64GBに拡大することが好材料だ。
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