ニュース 電子 作成日:2015年7月16日_記事番号:T00058163
インドメディアの「Indiatimes」によると、鴻海精密工業はインド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州の新工場で、中国の小米科技(小米、シャオミ)と米インフォーカスのスマートフォンの生産、出荷を開始した。鴻海傘下の富智康集団(FIHモバイル)の胡国輝(ルイス・ウー)広報担当は、同州でスマホを生産していることは認めたが、詳細は明らかにしなかった。16日付経済日報が報じた。
鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は6月にインドを訪れ、現地企業や政府関係者と接触した(15日=中央社)
新工場は同州のスリシティー経済特区(SEZ、7,000エーカー)内にあり、敷地面積は約2万平方フィートとされる。目標はスマホ日産能力1万台で、小米の海外組み立て工場としては最大規模とみられる。
鴻海は同工場の生産能力を他の国・地域の工場と同水準まで高める計画のようだ。FIHモバイルの童文欣(ビンセント・トン・ウェンシン)総裁は、「生産は始まったばかりだ。他の工場と比べると現在の生産能力は小さいが、将来的には増強する」と語った。
証券会社は、鴻海は中国の人件費、税率上昇などを受け、生産の軸足を中国からインドに移していると指摘。また、インドのスマホ市場は急速に成長しており、インドで生産することで同国需要を満たし、グループの業績に貢献できると分析した。
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